人が動くための条件とは!?
こんにちは!
岩井健二です♪
ついに平成が終わり、令和の時代が始まりましたね♪
今年二度目のお正月のようで、
また気持ちを切り替えて仕事に臨んでいきたいと思います!
ところでゴールデンウィーク中はフェスに行ったり、フェスに行ったりと、
遊びに行くのにも忙しい状況ですが、
お祭り気分になると、ついつい購買意欲も上がってしまいますよね。
お祭り効果というのでしょうか、
普段だったらこれは買わないだろうというものも、
気分や感情が上がった状態だと、
なんだかいいなと思って買ってしまう衝動にかられます。
不思議なことに理屈が意外に通用しないという事実なのですが、
これについて述べた本が面白かったので、一部紹介したいと思います♪
たとえば、
「ラーメン二郎は、1回目、2回目までは、ひどくまずい。
でも3回目に行くと、『あれ、うまいんじゃね?』と感じるようになる」
「店がとてつもなく汚い」
「ラーメンの盛り方が雑」
このような話が延々と続くのです。
~中略~
ラーメン二郎ファンがすすめてきたのは、「ポジティブ情報」ではなく
「ネガティブ情報」でした。
それでも、両者の言葉は、人の心を動かし、行動させる力を持っています。
なぜなら、それが「教えたいこと」だったからです。
木暮太一「「自分の言葉」で人を動かす」
ラーメン二郎はこってりスープに極太麺、
そしてそびえたつ野菜とニンニクの量で、
ファンを魅了しているラーメンです。
開店してから閉店するまで行列が絶えないことで有名で、
最初はうっとくると感じる人が多いようですが、
何回か通ってくるとファンになってしまう人が多いようです。
やはり二郎好きの人から話を聞くと、
ネガティブな情報が多いにも関わらず、
嬉々として語っているのをよく見ます。
なぜここまで人が動くのかというと、
熱心にそれを語っているからです。
この本では論理的と感情面についてもこんな風に述べています。
人が物を買うときは、"論理"ではなく、"感情"が決め手になると。
~中略~
人は論理的に正しいものを選ぶのではなく、自分がほしいと思うもの、
楽しいと思うものを買います。
論理や証拠はあくまでも、直感を保証する"安心材料"にすぎません。
確かに、なんでこんなものを買ったんだろうとあとから振り返った経験は、
僕だけではないと思います。
これも論理的に考えれば買わないだろうというものほど、
直感的に買ってしまうものです。
例えば、ディズニーランドに行ったら、必ずと言っていいほど、
ミッキーの耳を買ってしまうようなものですかね。
逆に言うと、感情に訴えられれば、
論理が破綻しても買ってもらえるということととらえることもできると思います。
そのためには、徹底的にその紹介したいもの、
買ってほしいものを好きになる必要があると思います。
なぜならそれを熱く語るには、そのもの、ことを深く知っていないと、
語ることはできないからです。
最低限伝わる組み立てはしとくべきですが、
論理的に...とか、ロジックがどうこう...
という小難しい話よりも、
どうしてもこれを教えたいという風になるにはどうすればいいか、
考えたほうが伝わるかもしれませんね。
仕事だけでなく、日常生活でも十分に役立つ考え方なので
早速やってみようかと思います♪
それではまた!
岩井健二♪